人気ブログランキング |

<   2018年 11月 ( 2 )   > この月の画像一覧

CDリリース情報 「ジーバー リコーダー・ソナタ 全6曲」

11月7日に、コジマ録音 ALM Records より「ジーバー リコーダー・ソナタ 全6曲」が発売になります。( ALCD-1182 )

2016年に開催したリサイタル「イタリアの道 作曲家別シリーズ 第6回」で取り上げた、Ignazio Sieber のリコーダー・ソナタ 全6曲 を収録したCDです。

リサイタルの時の通奏低音はチェンバロ鴨川華子だけでしたが、録音にはチェロの山本徹も参加しています。( 発売記念のリサイタル も同じメンバーです。)

11月2日から5日にかけてのリサイタルで先行発売をいたします。

また、事前予約も受け付けます。リサイタルにご来聴いただけない方には、送料無料でお送りします。
この記事のコメント欄に「注文枚数、お名前、ご住所、メールアドレス」を明記の上「□非公開コメント」のチェックボックスに☑️を入れて送信していただくか、
下記アドレス宛にメールでご注文ください。



by flauto_diritto | 2018-11-07 00:00 | Flauto diritto | Comments(1)

CDリリース記念リサイタル ヴィヴァルディとその周辺 2018.11月

a0012728_12212746.jpg
a0012728_12213471.jpg
CD「イグナツィオ・ジーバー リコーダーソナタ全6曲」リリース記念 
小池耕平リコーダーリサイタル
〜ヴィヴァルディとその周辺〜

小池耕平 リコーダー
 山本 徹 チェロ 鴨川華子 チェンバロ

2016年に行ったリサイタル「イタリアの道」作曲家別シリーズ第6回で取り上げた Ignazio Sieber のソナタ全曲を収録したCDの発売を記念したリサイタルを、東京、富山、大阪、福岡の4カ所で行います。
2016年のズィーバー全曲演奏の時の通奏低音はチェンバロ鴨川華子だけでしたが、録音およびこのたびのリサイタルツアーではバロックチェロの山本徹も参加しています。

2016年の全曲演奏の時にも大きな驚きをもって迎えられた Sieber のソナタでした。今回は彼が影響を受け、また影響を与えたヴィヴァルディ Vivaldi との関連をお聴きいただくプログラムです。

ヴィヴァルディは多くのコンチェルトにリコーダーを登場させ大活躍させていますが、リコーダーのための独奏ソナタはたったの2曲しか確認されていません。へ長調 RV52 とト長調 RV806 です。RV52 は実際には楽器指定は記されておらずメロディーの音域や調性からリコーダー用と推定されているもので、RV806 の方は ヴァイオリンソナタ ニ長調 RV810 を移調して筆写されたもので、その移調ももしかしたら横吹きフルートのためだったのかもしれません。「これぞヴィヴァルディのリコーダーソナタだ!」と胸を張って言いにくい2曲ですが、演奏会のプログラムに乗せられる機会も少なく、実演に接したことがある方も多くないでしょう。

ジーバーについては、以前の全曲演奏会の際の井上亨さんの解説文「ズィーバーという作曲家を知っていますか」をお読みいただくとヴィヴァルディとの関連がお分かりいただけると思います。彼はヴィヴァルディが指導していた養育院ピエタで管楽器を教えていた音楽家でした。6曲残されているジーバーのリコーダーソナタには、ヴィヴァルディの作品を元ネタにしたものの他、当時の大ヴァイオリニスト、コレッリのような作風のものやヴェラチーニの曲とほぼ同一の曲もあります。

この演奏会では、ヴィヴァルディの作品を元にしたソナタ7番(所収されている曲集の7番めからがジーバー作品なのです。実際にはこの7番がジーバーの1番にあたります)イ短調と、コレッリの作品と言われても納得してしまいそうな9番ハ長調の2曲のソナタを取り上げます。いずれもリコーダーに超絶技巧を要求する難曲です。

ジーバーのソナタ11番ハ長調はヴェラチーニ作曲のヴァイオリンまたはリコーダーのためのソナタ5番とほぼ同一の曲なのです(上記リンクの井上亨氏の解説参照)。ジーバーの方はCDでお聴きいただくとして、今回はヴェラチーニの5番のソナタを取り上げます。この両者のソナタの違いはわずかとはいえ、ヴェラチーニの方が曲のバランスが良く完成度が高いと小池は思います。

そして、ヴィヴァルディに関連するソナタといえば、今やフランスのシェドヴィルの作だということが史料から明らかになっている「忠実な羊飼い」です。私が子供の頃は「なんだかヴィヴァルディぽくない曲も入ってるけど、本当にヴィヴァルディが作ったのかなあ?」とみんな思っていたんですけどね。ところが1989年に「実はこれはシェドヴィルが作曲したんです」という宣誓書が発見されてしまったのです。今や、元ネタの曲があるものはそれが何なのか調べ尽くされてさえいます。ヴィヴァルディ関連の作品を取り上げるならばこれは外せないでしょう。今回演奏するのは第6番ト短調です。

そして、当時のヴァネツィアでヴィヴァルディと敵対していたマルチェッロもお聴きいただきます。マルチェッロの本職は法律家で政治家だったのですが、「趣味で」作曲をして作品を出版し、音楽批評も手がけていました。ヴィヴァルディとは全く異なる端正な作風で、玄人以上の内容を持った作品を残しています。

Program
A.ヴィヴァルディ
 リコーダーソナタ ト長調 RV806 
 リコーダーソナタ へ長調 RV52
I.ジーバー
 リコーダーソナタ 第7番 イ短調 
 リコーダーソナタ 第9番 ハ長調 
F.M.ヴェラチーニ 
 リコーダーソナタ 第5番 ハ長調 
N.シェドヴィル 
 ヴィヴァルディの「忠実な羊飼い」ソナタ第6番ト短調 
B.マルチェッロ 
 チャッコーナ(リコーダーソナタ へ長調 作品2の12より)

11月2日(金)19:00開演 
東京オペラシティ近江楽堂
前売4000円/当日4500円

ご予約・お問合せ:
オフィスアルシュtel.03-3565-6771


またはこの記事のコメント欄からもご予約受け付けます。

お名前とチケット枚数およびメールアドレスを明記のうえ、必ず「非公開コメント」のチェックボックスにチェック✅を入れて送信してください。折り返し、メールを差し上げます。


あるいはメールでのお申し込みの場合は

 E-mail:flauto_diritto@icloud.com


までお願いします。


イープラスで購入の場合は下記リンクからどうぞ。
東京公演のチケットはこちらから







by flauto_diritto | 2018-11-05 19:00 | Flauto diritto | Comments(0)