録音中

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相模湖で録音。

23日から25日まで、相模湖交流センターでCDの録音をしてきました。
ガンバ:中野哲也、チェンバロ:三橋桜子。
コジマ録音で、プロデューサー兼エンジニアは小島氏。

初日(23日)は午前11時頃からマイクや楽器の位置決め。演奏者3人がお互いを聴く事が出来て、バランスよく響いて、という場所を決めてマイクを立てていく。前回テレマンを録音したときはごくシンプルなワンポイントだったが、今回小島氏は全体を狙う1セットの他に各楽器にそれぞれマイクを立てていた。(「最近はちょっとこんなふうにしてみてる」と言っていた。それらがどのようなバランスで録られているのかは私にはわからないが)

1時間ほどで場所が決まり、昼食。この施設の2階の食堂は安くて美味しい。3日間昼食をとることになる場所なので重要だ。ただ、同施設内のホールの他にある研修室を使って大規模な研修が行なわれていたし、近所にハイキングに来たり相模湖に遊びに来た人たちが食べに入ってくることもあり、時間帯によってはかなり混んでいた。
午後、録音本番開始。最初はマルチェッロのソナタ。楽器は(木下ステインズビィ)使用。最初に第1楽章を通しで吹いたときには大変に緊張した。しかしその後演奏自体には大過なく、比較的スムーズに進む。次に楽器を木下ブレッサンに替えてバルサンティのソナタ。この曲は最後が長い変奏曲になっていて苦戦。3曲目にはマルチェロのチャコーナ。小島氏は基本的に長いスパンで録音しようとする人だが、さすがに5分間休み無く吹きっぱなしになるこの曲を全曲通しで何度も繰り返すのはつらい。
初日から3曲も録っちゃった。しかしこれが後二日のためには非常に良かった。

二日目、午前中はマンチーニのソナタを木下ステインズビィで。昨日よりはちょっと良く鳴る。技巧的な曲で、午前中の動きの悪い体ではちょっと厳しかった。そのせいか昼食時間が前日より遅れ(お腹が鳴る音が録音されてないことを祈る!)、食堂に行ったらご飯が一人分しかないとのこと。こんなときに限って、演奏者もスタッフもカレーライスを食べたがるのは何故なのだろうか。道を挟んで隣の建物で焼いている食べ放題のパンはどれもこれも全ておいしいというのに!
午後、コレッリのラフォリア。木下ブレッサン。録音の山場。2時頃開始して終わったのは5時過ぎ。休憩無し。この後、時間的にはもう一曲やることも可能だったが、体力と精神力の残量を考えて終了。

三日目、午前はヴェラチーニのソナタを木下ステインズビィ。第2楽章で沢山出てくる素早い音階が笛も通奏低音も大変。やはり少し時間が押したので、昼食は皆ご飯でないものを考え、通奏低音の二人はスパゲティを注文(「お時間かかります」と書いてあるにもかかわらず)、私はビーフシチューにパン。スタッフは日替わり定食をパンと共に。比較的長めのお昼。というのも、午後の曲目のためにチェンバロの調律を変えることになったから。
午後はチーマのソナタ2曲。チェンバロの調律がそれまでの1/6から、ミーントーン(ただし通常の1/4ではなく1/5)に変えられている。使ったリコーダーは平尾重治ガナッシ・ソプラノ(1990年製)。5時頃終了。

チェンバロの桜子ちゃんは直行で京都に帰る。ガンバのテッちゃんと私は八王子の録音中に毎晩通った立ち飲みバーで打ち上げ。

疲れました。
というのも、笛吹きだけ一人ずっと立ちっぱなしで録音していたものですから、足腰が。
もうちょっと年を取ったら座って録音することを考えるかもしれません。

録音会場は相模湖を望む場所にあった。a0012728_1282284.jpg
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by flauto_diritto | 2006-08-24 13:42 | Comments(1)
Commented by 近藤 at 2006-08-31 23:56 x
相変わらず、考え抜かれたすばらしい選曲ですね。
イタリアという国の持つ多面性と、
イタリアという地に由来する輝きを堪能できるプログラムかと。
何よりチーマ2曲というところがなんとも素敵です。
これは、いろいろな切り口で総合的に語らないとですね。
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