発表会@富山

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昨日(土曜日)から富山に行ってました。
発表会です!
土曜は、講師それぞれが丸一日かけて、全ての出場者への直前の最後のレッスン。本日日曜は午前中ステージでリハーサル、午後1時から6時まで本番。

もう丸10年続いている古楽器のセミナーで、リコーダーの他フラウト・トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ヴァイオリン、チェンバロ(チェンバロだけは20年前からレッスンしている!)、及びそれらの楽器を組み合わせたアンサンブルの講座が行なわれています。
レッスンは年に8回(プラス今回の1回)。
3月にある発表会は、旋律楽器の独奏や合奏。チェンバロ独奏の発表会は昨年の秋に行なわれました。

ここに名前を書き出したら、多くの人が「あ、知ってる」と言うであろうそうそうたるメンバーの講師陣の中に何故か、不肖わたくしめが紛れ込んでおります。

10年も続くと、受講生も大変にレヴェルアップしていて、今回もみなさんすごく良い曲ばっかり演奏するんです。聴いていて、「あ、いいなあ、この曲自分でもやってみたいなあ」と思う曲もあり。
また、この発表会では基本的に先生が伴奏することは無いんです。
落ちたり、ずれたりする場面も有ったし、技量が追いついていなくてヒヤヒヤする場面も有ったし、本当はその解釈は正しくないよとツッコミを入れたくなる場面も有ったりしましたが、どの演奏も何と言いますか「正しいプロセスを経て提示されてくる音楽」なんです。つまり「音楽的」なんです。
ですから、私たち講師も、ずっと「聴いて」いることが出来ます。



で、プログラムの途中で先生達も一曲演奏することになっているんです。
今年はルイ14世時代のフランスの音楽家(ガンバ奏者)マラン・マレの生誕350年だそうで、ガンバの先生の一声で、マレの組曲に決定。今年ガンバ弾きに「マレやるわよ!」って言われたら断れないでしょう。(いや、生誕記念など無くてもガンバのH尾さんにNOと言える人は居ないかも・・・)
ニ長調の組曲から抜粋してやったんです。
リコーダー吹きとして大いに反省いたしました。
音程が合わせられない・・・。
シャープ2つの調はリコーダー向きではないのは確かなんです。でも、リハーサルする前には「どうにかなるさ」なんて思いもあったのに、全員で合わせてみると私の根拠の無い自信が木端微塵。
ひとりだけず~っと音痴。
使う楽器のコンディションが良くなくて音程が取り辛かったなんてのは言い訳にはなりません。それを事前に調整に持っていかなかった私が悪いんです。
本番では思い切ってリハーサルと違う楽器を使って、多少はまともになりましたが、緊張しました。


閑話休題。

こんなに素晴らしく成熟しつつある富山市の古楽器セミナーも来年度一杯までで、その後は予算がつかなくなり、今までの形では継続が不可能になってしまうことになりました。
あまりにも突然の決定で、今のところ、今後どうなるか全くわかりません。
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by flauto_diritto | 2006-03-12 15:45 | 音楽 | Comments(6)
Commented by tanto dolce at 2006-03-13 14:53 x
flauto_diritto 様もまぎれもなく「そうそうたる先生方」のお一人です。
他の楽器も含めてですが私達富山の生徒達は素晴らしい先生にめぐまれて本当に幸運と感じています。
さて今年の発表会もすべりまくりのスリリングな演奏を提供してしまった生徒の一人として最後までお付き合いくださりありがとうございました。
長くレッスンを受けてきてようやく最近になってアンサンブル演奏の楽しさを感じています。互いの音を感じたり(耳にタコができるほど注意を受けていたのですが)支えあったりということがないと決してうまくいかないものとようやく実感しています。
Commented by cherry at 2006-03-14 01:11 x
あ~っ、12日だったのですね。。わ~ん、行きたかったのに、、いつのまにか通り過ぎてしまっていたのですね┯_┯しくしく、、

雰囲気だけでも味合わせていただけて嬉しいです♪d(⌒o⌒)b♪
Commented by flauto_diritto at 2006-03-14 08:43
>tanto dolceさま
アンサンブル、楽しくて難しくて、難しくて楽しい。
上手くいっても上手くいかなくても 楽しい ですよね?
今後ももっともっと良い音楽を、演奏を目指しましょう、お互いに。
Commented by flauto_diritto at 2006-03-14 08:46
>cherryさま
あ~、残念でしたね。
この発表会も来年の3月が最後になってしまいます。
来年こそは是非!
Commented by boxwood-iv at 2006-03-16 13:45 x
先生方のアンサンブル、素敵でした!
とりわけ、楽章ごとに持ち替えられた、異なるリコーダーのそれぞれの音色と、その上を踊るように動く指に、耳も目も惹きつけられました。更にその音色を包み込むようなアンサンブルが本当に素敵でした。
すごい拍手、鳴りやみませんでしたね。

先生いつもありがとうございます。
でも、私・・・・・今年もまたやってしまいました。 静かに反省。次第に悲しい気持ちになっていくのを止められません。がっかりしています。
先生からリコーダーやアンサンブルを教わり、その「楽しみ」を少しづつ知るようになって来たところだったからだと思います。

発表会の日の夜、tanto dolceさまが白いゆきやなぎと赤いユリ、薄緑のユーカリなど届けてくださいました。数日たった今、その優しい春の香りに励まされ、先生やdolceさまの暖かいまなざしと温もりに励まされ、また「楽しみ」を求めたくなってきています。感謝です。
今回初めて、おそるおそる訪問しました。
Commented by flauto_diritto at 2006-03-17 15:43
>boxwood-ivさま
失敗は大きな糧になると思いますよ。私も本番で沢山ヒドイ失敗を積み重ねて、失敗した後にこそ上達しましたから。
こうやって、あまり気にしないほうが良いと、他人にはアドヴァイスできますが、やってしまった本人は落ち込むんですよね。
失敗を楽しむ心がもてたら良いなあと、自分でも思います。
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