Flauto diritto

 Flauto diritto
  フラウト・ディリット

フラウト・ディリット、イタリア語で「まっすぐな笛」つまり たて笛・リコーダーのことです。
Recorderリコーダーという英語名は小鳥のさえずりと関連のある名前のようです。

この楽器はバロック時代にはイタリア語でFlauto dolce(「やさしく甘い音色の笛」の意)と呼ばれることが多かったのです。しかし横吹きのフルートがフラウト・トラヴェルソFlauto traverso(trverso=「横」の意)と呼ばれていたことに対しては、リコーダーをフラウト・ディリットと呼ぶのがふさわしい気がします。

また、この「ディリット」と言う言葉は、ただ単に「まっすぐな」「直立の」という意味にとどまらず、「正直な」「公正な」「直接に」という意味合いも持っています。

この笛は鳥の模倣をするだけではなく、やさしい慰めの音色を奏でるだけでもありません。様々な情緒を直接に正直に表すことの出来る楽器です。

浮き立つような喜びや魂を引き裂く悲しみを、また、煌めく希望もくらく深い苦悩も、そして、胸に染み入る安堵や捕らえどころのない不安も・・・そういったあらゆる人間的な情動を「まっすぐに」伝えてくれる笛、という思いを込めて、私のソロリサイタルのタイトルとしています。
        (小池耕平)
[PR]
by flauto_diritto | 2004-05-09 01:08 | Flauto diritto | Comments(3)
Commented by skyblue_2 at 2004-07-14 02:13
リンクさせていただきました。「フラウト・ディリット」にはそういう意味があるのですね。演奏会のご成功をお祈りしています。BACHのトリオソナタ、聴いてみたいです。
Commented by flauto_diritto at 2004-07-14 21:58
あ、ども有難う御座います。普段はこっそり覗きに行くだけでしたが、ついつい書き込んでしまいました。以前は頻繁に訪れた街です、ブリュクセルとブリュージュ。
バッハにはリコーダーを使った小編成の曲が無いので、いつも編曲ものを演奏することになってしまいます。
Commented by skyblue_2 at 2004-07-15 01:38
こっそり、も、ついつい、も大歓迎です♪ベルギーのみどころをぜひ教えてくださいませ。
<< リサイタル詳細 影響されて・・・ >>