2012年リサイタル「イタリアの道」 ヴェラチーニ編

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小池耕平リコーダーリサイタル
 イタリアの道
 flauto diritto

作曲家別シリーズ 第5回
ヴェラチーニ Francesco Maria Veracini (1690 - 1768 )

ヴァイオリンまたはリコーダーと通奏低音のためのソナタ集(1716年)より
 1番へ長調
 3番ニ短調
 4番変ロ長調
 9番ト短調
 10番ニ短調

ソナタイ短調(ブリュッセル手稿)

2012年
東京公演 10月11日(木) 19:00開演(18:30開場)
東京オペラシティ「近江楽堂」
東京都新宿区 西新宿3-20-2 東京オペラシティ3F 京王新線初台駅東口出口から徒歩3分
前売:4000円 当日券:4500円

大阪公演 11月4日(日) 15:00開演(14:30開場)
アンリュウリコーダーギャラリー「タケヤマホール」
大阪市住之江区安立3-8-12 南海電鉄南海線(普通)「住之江」駅より徒歩7分
阪堺電車上町線「あびこ道」駅より徒歩2分
前売:3000円 当日券:3500円

協賛:アンリュウ リコーダーギャラリー

チケット発売のeplusはこちら。東京公演eplus

              大阪公演eplus







8月の夏休み中に、楽譜を作って、大阪で1回目のリハーサルをしてきました。

今回1716年のソナタ集(全12曲)から取り上げた5曲のソナタの中には、あまり演奏されることがない風変わりな作品もあります。元々、ヴェラチーニの曲にはまともではないところがよくあるのですが、輪をかけて変なものもあるのです。そして、同時代の他のイタリア人作曲家のソナタに比べて1曲が長い!堂々巡りのように同じことを繰り返すところが多い。かっこいいメロディーや決めのフレーズは必ず繰り返されますし、特徴的な音形は何回も重ねて出て来たりします。

そういった曲ばかりを、あの8月のうだるように暑かった大阪で、延々リハーサルしたわけですが、ほぼ1回通しだけなのに、かなり時間を食ってえらくバテました。

ブリュッセルにあるイ短調のソナタの手稿譜は、18世紀前半にヴェラチーニの作品1のヴァイオリンソナタ集(1721年出版)からリコーダー用に編曲されたものです(現在Shott社のOFB170として出版されていて容易に入手出来ます)。リコーダーのことも音楽のこともよくわかっている人が編曲したことが読み取れるのですが、残念なことに、原曲の奇妙さを改変して穏やかでわかりやすくて通りの良くなるようにしてあるところも多いのです。今回は、ヴェラチーニの奇天烈さを損なう編曲をできるだけ原曲に近く戻すべく再び編曲して演奏いたします。

ヴェラチーニだけの演奏会なんてそうそうありません。ご期待下さい。
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by flauto_diritto | 2012-11-04 15:00 | Flauto diritto
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