イタリアの道(第3回・第4回)2010

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この秋のリサイタルは、「イタリアの道」なのに18世紀初頭のイギリスです。

10月26日はヘンデルです。
ヘンデルのリコーダーソナタをまとめて全部演奏するのは14年ぶりです。前回は1996年、その時にはソロソナタだけではなくトリオソナタ2曲(リコーダー2本のヘ長調とリコーダーとヴァイオリンのヘ長調)も同時にプログラムに乗せたのでした。
今回は、チェンバロのみの通奏低音で6曲のソロソナタです。
木下邦人製作の Stanesby Sr. モデル a'=402Hz を使います。

ちなみに、この日のお昼には同じ会場(近江楽堂)のランチタイムコンサートで同じ曲目を3曲ずつ2回に分けて演奏します(12:30~と13:30~)。これは入場無料ですが整理券が必要(11:45から配布)です。いつもかなりな行列になるようです。ランチタイムでは415Hzのリコーダー2本( Bressan モデルStanesby Sr. モデル) を使います。

また、11月25日にはロンドンでも同じプログラムを演奏してきます。チェンバロは王立音楽院などで教えているニコラス・パールです。

11月18日はバルサンティ。
モクモクと煙が出て虫が死んだりはいたしません、というのは大阪のリコーダー奏者藤田隆氏のネタでしたが・・・。
こちらにはチェンバロだけでなくヴィオラ・ダ・ガンバも入ります。
リコーダーソナタだけではなく、『スコットランド古歌曲集』から数曲抜粋して演奏します。

イタリア音楽とスコットランド音楽を行ったり来たりするプログラムです。



このスコットランド歌曲集の楽譜を数年前にイギリスから取り寄せた時が大変でした。まず、大英図書館が所蔵していることがわかったので複写依頼したのですが、大英図書館は大変にレスポンスが遅い。4か月近く待ってようやく届いたコピーは、最後のページの曲の途中で切れていて、そのあと何ページあるのか分からない。「チャンと最後までコピーしてください!それともここまでしか残っていないんですか?」という問い合わせをして「それで全部です。その後どのぐらいページがあったのか不明です」という返事をもらうのにまた3カ月。。。 で、エジンバラの図書館にも残っていることがわかり、そちらに複写依頼。こっちは反応が早かったなあ。数日のうちに「発送しますから郵便為替で送金してください」と連絡がきた。Eメールの時代はこのスピードじゃなきゃなあ。郵便局でチェック作って送ったのに1か月たってもモノが届かない。かわりにメールが来て「お金が届かないんだけれど発送しましたか?」と。郵便局に問い合わせたら、日本を出てイギリスに届いたところまでは確認できたけれど、その後どうなったかはわからない、調査には7千円ほどかかる、と言われあきらめて再度送金(コピー代と送料で4千円ぐらいだったかな)。2倍のお金を払ってようやく手に入れた完本のコピーは大英図書館のものより1ページ多いだけでした。
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by flauto_diritto | 2010-11-18 19:00 | Flauto diritto | Comments(13)
Commented by ケメ子 at 2010-08-03 17:52 x
私は4~5年前に一度コンサートに伺っただけですが
そのときに比べてお顔がかなりふっくらされているのでびっくりしました。
Commented by flauto_diritto at 2010-08-11 22:42
>ケメ子さま

返信遅くなりました。

そうです。はっきり言って数年前よりはるかに太りました。
よろしければまたご来聴ください。
Commented by ケメ子 at 2010-08-15 10:15 x
ありがとうございます。
地方なのでなかなか出かけられませんが
聴きたい曲、演奏したい曲満載なのでCDでも拝聴しております。
のびやかな演奏がとてもすきです。
Commented at 2010-10-11 14:34
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by flauto_diritto at 2010-10-11 22:07
>鍵コメat 2010-10-11 14:34 さま

お久しぶりです!
どうぞリンク持っていってください。こちらからもリンクしました。
Commented by HappyHoppy2010 at 2010-10-13 08:41
ありがとうございます。
リンクしました。

ピアノに戻り
遠ざかっていた時代の音楽が身近にかんじます。
Commented at 2010-10-27 15:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by flauto_diritto at 2010-10-28 16:13
>鍵コメat 2010-10-27 15:54さま

こちらこそご来聴ありがとうございました。
次回のバルサンティもどうぞお楽しみに!
Commented by dolce at 2010-11-19 19:49 x
バルサンティの演奏、大変興味深く聞かせていただきました。曲の合間にスコットランド古歌曲集がはさんであり、不思議な脱力感に浸りつつどうなるのかしらと思いきや自然に次に演奏されるソナタに導かれあたり、大いに愉しませていただきました。
ロンドン公演・・う〜ん遠いですね〜・・頑張ってくださいね。
Commented by 棚町(修猷会) at 2011-01-14 01:29 x
お久しぶりです。ぶらりと立ち寄ってみたら、昨秋はロンドン公演もなさって凄いですね~ロンドンはひと夏いたことがあるのですが、ヘンデルハウスには行かなかったです、次回はきっと。
パソコンを替えたら、二木会のお知らせとか何も来なくなってあちら関係にはすっかりご無沙汰しています。私たちも聞きに行けるコンサートをされるときはぜひ知らせてくださいね。
このごろは清瀬みぎわ教会の古楽器コンサートに時々行っています。
Commented by flauto_diritto at 2011-01-15 14:27
>棚町さま

お久しぶりです。
頻度は低いですが演奏会しております。ロンドン公演が実現出来たのは全て尽力してくれた人のおかげで、小池はただいつものように笛吹いてきただけです。

ご案内はメールで差し上げたつもりでいましたが、うっかり忘れていたかもしれません。
あるいはアドレス変更なさいましたか?念のために「鍵コメ(非公開コメント)」でメールアドレスをお知らせいただけませんか。
Commented at 2011-01-21 00:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by flauto_diritto at 2011-01-21 16:05
>鍵コメさま

ご連絡ありがとうございました。
確かに同じアドレスのままですね。

今後間違いなくご案内差し上げます。
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